出張で新幹線を利用するたびに、「どの車両なら落ち着いて過ごせるのか」と悩んでいました。
あるとき先輩に教えてもらったのが「13号車は意外と空いているよ」という一言。
半信半疑で指定席を予約してみたところ、本当に他の車両よりも静かで快適だったのです。
それ以来、13号車は私のお気に入りになりました。
この記事では、実際に体験して感じた「なぜ13号車が空いているのか」や「メリット・デメリット」を、出張族の視点からご紹介します。
新幹線13号車が空いてるのはなぜ?
初めて13号車を利用したとき、「あれ、こんなに空いているの?」と驚きました。
理由を調べてみると、いくつか納得できるポイントがありました。
まず、13号車はグリーン車や指定席の間に挟まれていることが多く、「なんとなく選ばれにくい車両」なんです。
私も以前は12号車や14号車を選ぶことが多く、気付けば13号車は候補から外れていました。
また、13という数字は欧米では不吉とされることもあり、無意識に避ける人もいるそうです。
実際に何度か利用してみると、やはり他の車両よりも落ち着いていて、空席が目立つことが多い印象です。
さらに、トイレや多目的ルームに近い配置になる場合もあり、人によっては「落ち着かない」と感じることも。
そうした心理的な要因が重なり、結果的に空きやすいのだと感じました。
出張の多い私にとっては、この静けさが本当にありがたいです。
周囲がバタバタしていない分、パソコン作業や資料チェックに集中できるのです。
13号車の座席配置と車両の特徴
実際に座ってみると、13号車の座席は普通車指定席で2列+3列の配置。
見た目は他の車両と変わりませんが、中央付近の座席は特に静かで過ごしやすいと感じました。
最近の編成ではコンセントが備わっていることも多く、ノートPCを広げても安心です。
私自身、13号車で移動中に急ぎのメールを送ったり、オンライン会議に参加したこともあります。
ただ、トイレや洗面台が近い席を選んでしまったときは、人の出入りが気になることもありました。
快適さを求めるなら、中央寄りの席を狙うのがコツだと思います。
13号車を選ぶメリットとデメリット
何度も利用してみてわかったのは、13号車はやはり「空席を見つけやすい」という点が一番のメリットです。
混雑する朝の出張でも、13号車なら隣の席が空いていることがあり、隣に人がいないだけで驚くほど快適に過ごせます。
静かな環境で資料を整理したり、うとうと仮眠をとるのにも最適です。
一方で、デメリットも感じました。
駅の改札や階段から離れている場合、乗り降りに少し時間がかかることもありました。
さらに、「13号車は空いている」という情報が広まると、今後は人気が出て混雑してしまうかもしれません。
それでも私にとっては、多少の不便さよりも「静けさ」の魅力のほうが大きく、出張時にはつい13号車を選んでしまいます。
混雑を避けたいビジネスパーソンにおすすめの理由
13号車を知ってからは、出張の移動時間が快適になりました。
隣に人がいないことも多く、気兼ねなくパソコン作業ができます。
新幹線の中で集中して仕事を終わらせてしまえば、現地で余裕を持って動けるのも大きな利点です。
逆に疲れているときは、周りが静かなのでぐっすり眠ることもできました。
13号車以外で比較的空いている車両はどこ?
これまでの経験からいうと、1号車や自由席の最後尾も比較的空いていることがあります。
ただ、自由席は時間帯によって一気に埋まってしまうこともあるので、安定して静かに過ごしたいならやはり13号車が安心です。
たまにどうしても仕事に集中したいときは、グリーン車を選ぶこともありますが、コストを考えると13号車の快適さで十分だと感じています。
快適に過ごすための座席の選び方
個人的なおすすめは、13号車の中央付近の窓側席です。
人の出入りが少なく、作業も休憩もしやすい環境でした。
背後に人が少ない最後列も、パソコン作業に安心して集中できます。
もし短時間の移動なら通路側も便利ですが、長時間なら窓側でコンセントを確保するとより快適です。
まとめ
出張で新幹線を利用してきた中で、13号車の快適さは他の車両にはない魅力があると感じました。
空いている理由には車両配置や心理的な要因がありますが、利用してみるとそのメリットは大きいです。
もちろん不便に感じる場面もありますが、総合的には「静かに集中できる環境」を得られることのほうが価値があります。
出張中の限られた時間を有効に使いたい方には、ぜひ一度13号車を試してほしいと思います。